野球肘とは

主に野球をしている子どもや若年層の選手に多く見られる、肘関節に負担がかかることで発生する障害の総称です。

野球肘になりやすい方

成長期の子ども(特に10~16歳)

・骨や軟骨がまだ発達途中のため、繰り返しの投球による負担に弱い。

・成長軟骨(骨端線)が傷つくと、将来的に成長障害や変形の原因にもなる。

野球肘

  • 野球肘を放っておくリスク

    1. 投球動作の制限(プレーに支障)

    ・痛みで投球フォームが乱れたり、全力投球ができなくなる。

    ・腕が完全に伸びない・曲がらないなどの可動域制限が出ることも。


    2. 肘の構造的な損傷

    ・成長期に起こると、骨の変形や成長軟骨の損傷につながる。

    ・「離断性骨軟骨炎」など、軟骨や骨の一部が剥がれたり壊死する重篤なケースも。


    3. 慢性的な痛みや障害

    ・適切に治療せずに放置すると、慢性化して治りにくくなる。

    ・将来的に肘関節の変形性関節症や痛みが残る可能性もある。


    4. 手術が必要になる場合がある

    ・重度の骨・軟骨障害は、手術(骨片の除去や固定など)が必要。

    ・手術後もリハビリに長い期間がかかることがあり、競技復帰が遅れる。

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  • 野球肘の初期症状

    1. 投球時の肘の痛み

    ・特に投球の「加速期~リリース期」や「投げ終わり」に痛むことが多い。

    ・初期では「ちょっと痛いけど投げられる」程度のことが多く、無理して続けがち。


    2. 肘の違和感

    ・痛みまではいかなくても、「張る感じ」「重い感じ」「引っかかる感じ」がする。

    ・明確な痛みが出る前の警告サインのことも。


    3. 投げた後に肘がだるくなる

    ・練習や試合後にだけ症状が出る場合が多い。

    ・疲労と勘違いされやすいが、繰り返すなら要注意。


    4. 肘の内側・外側の軽い腫れや熱感

    ・肘を触ると少し熱っぽい、腫れているといった状態。

    ・炎症が始まっているサインの可能性あり。


    5. 肘を完全に伸ばせない・曲げにくい

    ・「伸ばしきれない」「引っかかって曲がらない」など、可動域に変化。

    ・早期でも関節内に異常が出ている可能性あり。


    6. スナッピングやクリック音

    ・肘を動かすと「ポキッ」「カクッ」と音がすることがある。

    ・関節内の異常や軟骨のはがれ(離断性骨軟骨炎)の兆候かもしれません。

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